夏でも手足が冷たい「内臓型冷え性」の原因と鍼灸アプローチ

query_builder 2026/07/25
冷え性


「夏なのに手足だけが冷たい」

「冷房の効いた室内にいると体の芯から冷える」

「温かいものを飲んでもなかなか改善しない」。

このようなお悩みはありませんか?

 

こんにちは。新宿・四谷三丁目で浩気鍼灸治療院を営む鍼灸師です。

これまで、冷えや自律神経の乱れ、慢性的な不調でお困りの多くの患者様と向き合ってまいりました。

 

実は、夏の冷えは単なる「血行不良」だけでは説明できないことがあります。


東洋医学では、体の内側の働きが低下し、深部から冷えている状態を重視して考えます。


一般的に「内臓型冷え性」と呼ばれる状態が関係している場合も少なくありません。

もちろん、「内臓型冷え性」は正式な病名ではなく、背景にはさまざまな原因が隠れていることがあります。そのため、症状が続く場合や強い不調を伴う場合は、医療機関での診察も大切です。

 

この記事では、夏でも手足が冷える原因を西洋医学と東洋医学の両方の視点からわかりやすく解説し、当院で大切にしている鍼灸の考え方についてお伝えします。



夏でも手足が冷たい「内臓型冷え性」の原因とは?

 

結論から申し上げると、夏の冷えは「冷房のせい」だけではないことが多くあります。

体の中で熱を作る力や、全身へ熱を巡らせる働きが低下すると、季節に関係なく手足が冷えやすくなることがあります。

 

西洋医学から考える冷えの原因

西洋医学では、次のような要因が関係すると考えられています。


  • 自律神経のバランスの乱れ
  • 冷房による体温調節機能への負担
  • 血流の低下
  • 筋肉量の不足
  • 睡眠不足や慢性的なストレス
  • 栄養バランスの乱れ


また、冷えの背景に病気が隠れていることもあります。

症状が長期間続く場合や、強い倦怠感、急激な体重変化などを伴う場合は、医療機関への相談も大切です。



東洋医学では「体のエネルギー不足」に着目します

東洋医学では、血液だけでなく「気(き)」という生命活動を支えるエネルギーの流れを大切に考えます。


難しく聞こえるかもしれませんが、「気」とは体を動かしたり、体温を保ったり、内臓を元気に働かせる力のようなものと考えるとイメージしやすいでしょう。

この働きが弱くなると、

  • 体の中心で熱を十分につくれない
  • 手足まで温かさが届きにくい
  • 胃腸の働きが落ちる
  • 疲れやすい
  • むくみやすい

といった状態につながることがあります。

 

私の長年の臨床経験でも、「手足が冷える」と来院された方のお話を丁寧に伺うと、睡眠不足やストレス、胃腸の不調、慢性的な疲労が重なっているケースが非常に多く見受けられます。

つまり、手足だけを温める対策ではなく、体全体のバランスを見ることが重要なのです。



浩気鍼灸治療院での独自のアプローチ

 

当院では、冷えている手足だけを施術することはほとんどありません。

まずは、


  • 生活習慣
  • 睡眠の質
  • 食事内容
  • ストレスの状態
  • お腹の硬さ
  • 脈やお身体全体の状態

などを総合的に確認し、一人ひとりに合わせた施術方針を組み立てています。


 

東洋医学では、胃腸など消化吸収に関わる働きや、自律神経のバランスは密接に関係していると考えます。そのため、腹部や背中、手足にあるツボを組み合わせながら、お身体全体の調和を目指します。

 

鍼は髪の毛ほどの細さのものを使用するため、「思っていたより痛くなかった」とおっしゃる患者様も多くいらっしゃいます。また、お灸も熱さを調整しながら行いますので、お身体の状態に合わせて無理なく施術を進めます。

 

実際に四谷三丁目の当院へお越しになる患者様の多くは、「マッサージではその日は楽になるけれど、翌日にはまた冷える」とお話しされます。

もちろん、マッサージには筋肉をほぐす良さがあります。

一方で当院では、筋肉だけではなく、全身のバランスや生活背景まで含めて原因を探り、冷えを繰り返しにくい身体づくりを目指すことを大切にしています。

 

なお、鍼灸の感じ方や期待できる変化には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。必要に応じて医療機関との併用をご案内することもあります。

 



改善事例

 

30代女性、デスクワーク中心のお仕事をされている方の一例です。

毎年夏でも冷房で手足が冷え切ってしまい、長袖の上着や厚手の靴下が手放せない状態でした。

さらに、

  • 朝起きても疲れが取れない
  • お腹が張りやすい
  • 肩こりや頭の重さもある

というお悩みを抱えていらっしゃいました。

 

初回のカウンセリングでは、仕事のストレスや睡眠不足、食事時間の乱れなども重なっていることが分かりました。

そこで当院では、お身体全体の状態を確認しながら、胃腸の働きや自律神経のバランスにも配慮した施術と、日常生活でのセルフケアについてお伝えしました。

 

数回の施術を重ねる中で、「以前より手足が冷えにくく感じる日が増えた」「朝の目覚めが少し楽になった」「冷房の部屋でも以前ほどつらくない」といったご感想をいただきました。

もちろん、これは一例であり、施術の感じ方や経過には個人差があります。

 

しかし、私が臨床でよく感じているのは、症状だけを見るのではなく、その方の生活や体質まで含めて向き合うことが、お身体の変化につながる大切な一歩になるということです。



 

夏でも手足が冷えてしまう状態は、「体質だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。

ただし、その背景には生活習慣や自律神経の乱れだけでなく、病気が隠れている場合もあります。気になる症状が続くときは、医療機関での診察も含めて適切に確認することが大切です。

そのうえで、鍼灸はお身体全体のバランスを整えることを目的とした選択肢の一つとして、多くの方に活用されています。

毎日お仕事や家事、育児など、本当にお疲れさまです。

ご自身のことは後回しになりがちですが、体からの小さなサインを見逃さないことが、これからの健康につながります。

一人で抱え込まず、「こんなことを相談してもいいのかな」と思うようなお悩みでも、どうぞお気軽にご相談ください。

皆様が一年を通して快適に過ごせるよう、浩気鍼灸治療院が心を込めてお手伝いさせていただきます。

[ご予約・お問い合わせ]


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浩気鍼灸治療院

住所:東京都新宿区舟町1-7 うめのビル5階

電話番号:070-2677-4145

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